零(ZERO)


零(ゼロ)仮名(建国・羆系)

2018年10月24日命名


200鉢ほど栽培している「建国・羆」系の中で、最上柄に最も近いと感じている自慢の風蘭です。
この仮名は、ラベル落ちで見つけたことからナンバリングを0番とし、品種名や来歴が不明である(何もない)という意味を込めて名付けました。
根は紫外線に影響を受けやすい「羆」特有の濃い紫ルビー根で、斑色は透き通る感じの独特の透明感や季節による変化(春に天葉裏の絣斑が白く良く冴える)、腰斑の軸は緑の状態を保ちながら付けから上に限定した現れ方などが「建国殿」とは異なるように感じています。
芸としてはまだ道半ばですが、いつか「羆」の本芸に近づくことを夢見て、毎日手に取ってその芸の奥深さを楽しんでいます。

















写真撮影日:2018年10月24日〜2023年11月25日